JST(科学技術振興機構)委託事業として群馬大学工学部が受託している環境社会実験の一環で、循環型環境対応を前提とした地域木質系活用分野を群馬大学鵜飼研究室が担当。
地元桐生市の市民団体や園芸農家等々の関連専門家と一緒に、地域参加型で且つ地域活性化も視野に製材加工工程の廃材となるオガクズを炭培養土化し、最終可燃処分可能な「おがくず炭培養土」として実用化しました。
その普及のための炭培養土を用いた関連商品開発において、弊社・右田が研究室のプロジェクトメンバーとして参画し、地元で生産される苗と組み合わせる栽培容器の開発・デザインを担当致しました。
炭培養土の機能や二酸化炭素削減に貢献するエコフレンドリーな特徴などを活かしながら誰にでも安心して育てられるように機能性を考慮したのと同時に、商品価値を向上させるデザインを提案しました。
4月15日に群馬大学工学部で開催された「アースデイin 桐生2012」では右田がデザインした3種類の栽培容器が展示され、広く一般市民からの人気投票が行われました。今後、これらの意見を踏まえて、更なる栽培実験を進めながら実用化検討に入る予定となっています。http://www.kiryutimes.co.jp/news/2012/0405/1204051.html