これらの画像は、昨年ご一緒させて頂いたあるプロジェクトのコンセプトデザインです。
このプロジェクトは、日産自動車さんと住友商事さんの合弁会社・4Rエナジー(株)さんのプロジェクトで、日産さんの電気自動車で使用された廃バッテリのリサイクルユースとして、太陽電池などのエネルギー取り込みデバイスとセットで使用する、家庭単位で電源エネルギーを備蓄しておく為のもので、パワーコントロールユニットというものです。
石油などの有機燃料の代替エネルギーとして、またリサイクルという観点での技術として開発・事業化検討されているものな訳ですが、昨今の震災復興の中、急速に注目を浴びているプロジェクトです。
画像の内容としては、黒くてシルバーフレームのボックスがパワーコントロールユニットと呼ばれる蓄電池が詰まったもので、表示デバイスのものは設置したパワーコントロールユニットの備蓄状態を知らせ、また家庭内での電力状況を把握できるというものです。
一般コンシューマーとは違った市場ではありますが、このコンセプトがこの業界では徐々に浸透してきていて、各家庭で電源備蓄の出来るものとして急速に注目を集めているという事だそうです。
少しでも多くの人達の役に立てればと、こういったプロジェクトの早い事業化に期待したいところですね。