昨日、母校の多摩美大八王子校舎にて講演をしました。
主にプロダクトデザインの学生さんに向けたもので、日本におけるケータイデザインの歴史と経緯、そして今後、といったテーマでお話させて頂きました。
日本の市場の中で、また、auの歴史の中でデザインがどのような役割を果たし、どのような位置づけでの取り組みだったのか。
au design projectの発足とその考え方、辿ってきた歴史と、iidaへの変遷、更にはiidaの考え方や発展の方向性など。
最後に僕が審査員も務めさせて頂くiida AWARDの説明を加え、AWARDへの参加を促すこともさせて頂きました。
ちなみにiida AWARDでは好評だった昨年の第一回に対して、第二回目を迎える今年は、よりパワーアップとクオリティアップなど、充実した取り組みに昇華させるために、母校である多摩美大や、僕が先生をさせて頂く京都工芸繊維大、それからイタリアからはDOMUSアカデミーやIED、ミラノ工科大などの参加を促しています。
才能とエネルギーに溢れる美術学校で学ぶ学生さん、それから美大生に限ったAWARDではありませんので、美大以外の学生さん、どうぞ奮ってiida AWARDへ奮ってご参加頂ければと思います。
昨日講演に参加くださった多摩美大の学生さん、それからAWARDを快く引き受けてくださり、また昨日の場をアレンジしてくださいました和田先生、助手の方々、どうもありがとうございました。